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【ユーロ】 過熱感高まるも、ユーロ圏の指標改善でユーロ高続く

発行済 2013-12-17 09:14
更新済 2023-07-09 19:32

ユーロ/円相場は、1ユーロ=141~142円水準を中心に高止まりする展開に。ユーロ高・円安トレンドは維持されており、12月13日の取引では一時142.83円まで上値を切り上げた。ただ、対米ドルでユーロ高の動きに歯止めが掛かる中、対円市場でもユーロ買いには一服感が浮上している。

ユーロ圏の景況感は、引き続き総じて強気方向に傾いている。11月のユーロ圏PMI総合は前月の51.7から52.1まで上昇している。サービス業が51.2から51.0まで小幅低下するも、製造業が51.6から52.7まで大幅に改善したことが、総合指数の押し上げに寄与した。引き続き、ドイツなど一部加盟国に強く依存した景気回復であるが、12月17日発表の12月独ZEW景況感指数、18日発表の12月独Ifo企業景況感指数なども改善傾向を示すと、改めてユーロ買い・円売りが膨らむ可能性があることには注意したい。ユーロ圏では他にも、イタリア議会でレッタ政権の信任案が可決されたこと、銀行破たん処理制度の合意期待など、財政問題の後遺症を払拭するような動きもユーロに対してはポジティブ要因になる。

最近のユーロ高には短期的な過熱感も強いが、日米の金融政策環境の違いを考慮すれば、ポジション調整をこなしながらユーロ高・円安が進む流れには変化がないだろう。17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)をきっかけにドル高・ユーロ安が進むリスクが警戒されるが、引き続きユーロ/円の押し目は積極的に買い拾っていきたい。

テクニカルでは、一目均衡表の基準線(137.87円)との乖離拡大で過熱感が強く、ポジション調整のリスクが高まっている。基調は強いが、支持線として機能している転換線(140.65円)を下抜くと、瞬間的に値が飛ぶ可能性もある。サイコロジカルは、前週の9勝3敗から5勝7敗に。14日RSIは64.03。

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